体の一部を使ったことわざ10選|意味・例文つき
「目」「耳」「口」など、体のパーツが入ったことわざは、昔の人の知恵や気持ちがつまっています。
このページでは、それぞれの意味ややさしい例文と一緒に、体に関することわざ10個を紹介します。
小学生の学習にも、教養としても役立つ内容です。
イラスト付きの個別ページにも進めるので、楽しくことわざにふれることができます。
体のパーツが入ったことわざ10選
頭隠して尻隠さず
【読み】あたまかくしてしりかくさず
【意味】悪いことや欠点の一部を隠して、全部を隠したつもりでいること
【例文】かくれんぼで机の下に入ったけれど、足が見えていてすぐに見つかってしまった。まさに、頭隠して尻隠さずだった。
鰯の頭も信心から
【読み】いわしのあたまもしんじんから
【意味】信じる気持ちが強ければ、どんなに小さなものでもありがたいものに見えるということ
【例文】小さな紙のお守りでも、私にとってはとても心強い。これこそ、鰯の頭も信心からだと感じている。
暖簾に腕押し
【読み】のれんにうでおし
【意味】なんの手ごたえもなく、むなしいこと
【例文】意見を伝えたけれど、あまり反応がなく、暖簾に腕押しみたいに感じた。
蛙の面に水
【読み】かえるのつらにみず
【意味】どんなことをされても(言われても)平気で、少しも動じないこと
【例文】先生から注意されても、気にした様子がなく、蛙の面に水といった様子だった。
泣きっ面に蜂
【読み】なきっつらにはち
【意味】不運や不幸が起こったあとに、さらに別の不運や不幸が重なってしまうこと
【例文】テストでうまくいかなかったうえに、プリントまでなくしてしまい、まるで、泣きっ面に蜂だった。
鬼の目にも涙
【読み】おにのめにもなみだ
【意味】ふだんはこわくて冷たそうに見える人でも、心が動いて涙を流すことがあるということ
【例文】いつもきびしい先生が卒業式で泣いていて、鬼の目にも涙だと思った。
壁に耳あり障子に目あり
【読み】かべにみみありしょうじにめあり
【意味】どこで誰が聞いていたり見ていたりするかわからないから、言動には気をつけようということ
【例文】友だちのひみつを話していたら、うしろに先生が立っていた。壁に耳あり障子に目ありだね。
馬の耳に念仏
【読み】うまのみみにねんぶつ
【意味】価値ある言葉も、聞く側が受け取る気がなければ無駄になるということ
【例文】お兄ちゃんに「かたづけて」と言ったけれど、ぜんぜん聞いてくれない。まるで、馬の耳に念仏だと思った。
人の口に戸は立てられぬ
【読み】ひとのくちにとはたてられぬ
【意味】うわさ話や評判が広まるのは、完全にふせぐことはできないということ
【例文】クラスで広まったうわさは、あっという間にみんなに知られてしまった。人の口に戸は立てられぬということだ。
目は口ほどに物を言う
【読み】めはくちほどにものをいう
【意味】言葉にしなくても、目つきや表情で気持ちが伝わるということ
【例文】何も言わなかったけれど、うれしそうな目をしていた。目は口ほどに物を言うね。
おわりに
体の一部が出てくることわざは、感情や行動をわかりやすく表現できる、日本語ならではの言い回しです。
日常生活でも使いやすく、会話や文章の表現力にも役立ちます。
気になったことわざがありましたら、イラスト付きの個別ページもあわせてご覧ください。
今後もさまざまなテーマ別でことわざを紹介していきますので、ぜひ他の記事もチェックしてみてください。
