動物に関することわざ20選|意味・例文つき
動物が出てくることわざには、昔の人の知恵や気持ちがたくさんつまっています。
このページでは、犬・猫・馬・蛙などの動物が登場することわざを20個こ紹介します。
鳥や魚に関することわざのまとめページは別でありますので、あわせて読んでみてくださいね。
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動物が出てくることわざ20選
1.犬も歩けば棒に当たる
【読み】いぬもあるけばぼうにあたる
【意味】①よけいなことをすると、思いがけない災難やトラブルにあうことがある、②行動すれば、思いがけない幸運が訪れることがある
【例文】①ふざけて変な歩き方をしていたら、思わぬところでつまずいて転んでしまった。まさに、犬も歩けば棒に当たるだった
②久しぶりに図書室に行ってみたら、読みたかった本がちょうど返却されていた。犬も歩けば棒に当たるって、こういうことだなと思った。
2.飼い犬に手をかまれる
【読み】かいいぬにてをかまれる
【意味】ふだん大切にしている相手や助けてあげた相手から、ひどい目にあうこと
【例文】手伝ってあげたのに文句を言われて、飼い犬に手をかまれるような気分になった。
3.犬猿の仲
【読み】けんえんのなか
【意味】とても仲が悪い関係ということ
【例文】あの二人はすぐケンカになる。まるで犬猿の仲みたいだ。
4.猿も木から落ちる
【読み】さるもきからおちる
【意味】どんなに得意なことでも、失敗することがあるということ
【例文】野球が上手な友だちが、めずらしくからぶりしてしまい、猿も木から落ちるんだなと思った。
5.猫に小判
【読み】ねこにこばん
【意味】価値がわからない人に貴重なものを与えても意味がないということ
【例文】高級なお菓子をあげても、弟はいつものお菓子のほうがいいと言った。まるで猫に小判だった。
6.馬の耳に念仏
【読み】うまのみみにねんぶつ
【意味】価値ある言葉も、聞く側が受け取る気がなければ無駄になるということ
【例文】片づけようと何度言っても、兄は全然聞く気がない様子だった。まるで、馬の耳に念仏だった。
7.ひょうたんから駒が出る
【読み】ひょうたんからこまがでる
【意味】思いもよらないことが起こること
【例文】何気なく言ったアイデアがみんなにほめられて、ひょうたんから駒が出るような気分になった。
8.蛙の子は蛙
【読み】かえるのこはかえる
【意味】子どもは親に似るということ
【例文】母も私も絵を描くことが大好きで、やっぱり蛙の子は蛙だなと思った。
9.蛙の面に水
【読み】かえるのつらにみず
【意味】どんなことをされても(言われても)平気で、少しも動じない様子のこと
【例文】注意されても全然気にしていない様子で、まるで蛙の面に水だった。
10.蛇ににらまれた蛙
【読み】へびににらまれたかえる
【意味】こわくて体がかたまってしまい、動けなくなること
【例文】きびしい先生に名前を呼ばれて、蛇ににらまれた蛙みたいに動けなくなってしまった。
11.一寸の虫にも五分の魂
【読み】いっすんのむしにもごぶのたましい
【意味】どんなに小さくて弱そうな者でも、大切な心や意地があるということ
【例文】小さな子が、自分の意見をしっかり言おうとがんばっていて、一寸の虫にも五分の魂だなと感じた。
12.蓼食う虫も好き好き
【読み】たでくうむしもすきずき
【意味】人の好みはそれぞれ違うということ
【例文】友だちが、チョコよりもするめのほうが好きだと言っていて、蓼食う虫も好き好きだなと思った。
13.虻蜂取らず
【読み】あぶはちとらず
【意味】よくばって二つを同時にやろうとすると、どちらも失敗してしまうということ
【例文】文房具屋さんでペンの色を迷っていたら、気に入っていた色が売り切れてしまった。まさに、虻蜂取らずだったなあ。
14.泣きっ面に蜂
【読み】なきっつらにはち
【意味】不運や不幸が起こったあとに、さらに別の不運や不幸が重なってしまうこと
【例文】テストでまちがえたうえに、プリントまでなくしてしまい、泣きっ面に蜂だった。
15.亀の甲より年の功
【読み】かめのこうよりとしのこう
【意味】長年の経験によって身につけた知識や技術は、どんな立派なものよりも貴重であること
【例文】おばあちゃんのアドバイスがぴったりで、亀の甲より年の功だなと感じた。
16.月とすっぽん
【読み】つきとすっぽん
【意味】形は似ていても、実際には大きく違うということ
【例文】兄の絵と私の絵を比べたら、月とすっぽんくらいちがっていてびっくりした。
17.捕らぬ狸の皮算用
【読み】とらぬたぬきのかわざんよう
【意味】まだ手に入っていないものをあてにして、計画を立ててしまうこと
【例文】まだ買ってもいないのに、おこづかいの使い道を考えていて、捕らぬ狸の皮算用になっていた。
18.二兎を追う者は一兎をも得ず
【読み】にとをおうものはいっとをもえず
【意味】同時に二つのことをよくばると、結局どちらも手に入らないことがあるということ
【例文】ゲームと宿題を同時にしようとして、どっちも進まず、二兎を追う者は一兎をも得ずになった。
19.豚に真珠
【読み】ぶたにしんじゅ
【意味】価値のあるものを理解できない相手に与えても、ありがたみが伝わらない(役に立たない)ということ
【例文】むずかしい本を弟にあげても読まなくて、豚に真珠だった。
20.柳の下のどじょう
【読み】やなぎのしたのどじょう
【意味】一度うまくいったからといって、同じ方法で何度も成功するとは限らないということ
【例文】昨日は早く行ったら席が空いていて好きな場所に座れたけれど、今日も同じ時間に行ったらもう埋まっていた。柳の下のどじょうとはいかなかった。
おわりに
動物が出てくることわざは、日常の中で使いやすいものが多くあります。
昔の人が動物の姿や行動から感じ取ったことを、ことわざとして今に伝えてくれているんですね。
気になったことわざがありましたら、イラスト付きの個別ページもあわせてご覧ください。
今後もさまざまなテーマ別でことわざを紹介していきますので、ぜひ他の記事もチェックしてみてください。


