金精軒の極上生信玄餅レビュー|お土産にもおすすめ
信玄餅は知ってるけど…「生」は初体験!
山梨銘菓といえば、私が真っ先に思い浮かぶのが「信玄餅」。
カップに入ったタイプを思い浮かべる方も多いかもしれません。
黒蜜ときなこ、そしてもちもちのお餅が織りなす三重奏は、懐かしさも感じ、つい食べたくなってしまう飽きない美味しさです。
今回出会ったのは、ちょっと特別な存在…その名も金精軒の「極上生信玄餅」。
「極上」と「生」ってついてるだけで、なんだか高級感とレア感が漂います。
実際に食べてみたら、とても美味しかったのでレビューさせていただきます。
初めて食べる「極上生信玄餅」は、幻のお餅?
4個入りで価格は税込1,080円(2025年11月現在)。
1個あたり270円ほどと、ややお高めです。
開封すると、まるまるとしたお餅が個包装でお出迎え。
さらに、別添えで、きな粉と黒蜜が入っています。

個包装ということで、ひとつひとつ衛生的なのが嬉しいポイント。
ただ、生のお餅のため、賞味期限は最長で3日間と短いです!
まさに、日持ちしない幻の和菓子ですね。
「おやつは太るから明日…」なんて悠長なことは言っていられません(笑)
届いたその日にしっかり味わうのが正解なのです。
味の感想:やわらかくて上品、黒蜜とのバランスが絶妙!

袋から取り出してみると、すでにきな粉をしっかりまとった生信玄餅と出会えます。
付属のきな粉と黒蜜をお好みの量かけていただきます。

お餅は大きめで、口に入れた瞬間、もっちりやわらかい食感ににんまり…。
お餅の甘さは控えめで、上品な味わい。
そこにかける黒蜜が、しっかりと甘くてコクがあり、きなこの香ばしさと相まって、美味しいです。
「甘すぎないお餅 × 甘い黒蜜」のバランスが絶妙で、最後まで飽きずに楽しめます。
極上生信玄餅が極上と呼ばれる理由は、見た目や食感だけではありません。
その秘密は、素材へのこだわりにもしっかりと詰まっていました。
- お米:山梨県産の特Aランクを獲得した「梨北米」を使用。
- 水:白州の名水、南アルプス・甲斐駒ヶ岳の伏流水を使用。
- きな粉:山梨県産の大豆を自社で焙煎・製粉。
- 黒蜜:濃厚でコク深い味わい。しっかり甘いのに、くどさはなく、お餅のやさしい米の風味とマッチ。
そして何と言っても驚くのが、「これ、信玄餅なの?」というサプライズ。
普段食べ慣れているカップ入りの信玄餅とはまた違う美味しさでした。
お皿が必要だけど、食べやすさは◎
極上生信玄餅は、ひとつずつ個包装&別添きな粉・黒蜜のスタイル。
食べる時は、このお餅をお皿に取り出し、黒蜜ときな粉をお好みの量かけて食べます。
ここは思い切って上品な器に盛りつけてリッチな和の気分に浸るのもおすすめです。
「お皿を用意するのはちょっと手間では?」という声も正直あがりそうです。
ですが、実際はきな粉や黒蜜がこぼれにくく、見た目もきれい。
おうちカフェで少しおしゃれに楽しむ!とポジティブに考えて食べたい一品なのです。
ちなみに余ったきな粉や黒蜜は、温かい豆乳や牛乳に混ぜれば絶品ドリンクになります。
黒蜜きな粉ラテへのアレンジもできる優れものです。
お土産におすすめ:特別感と話題性が◎
正直、賞味期限3日間・お皿必須の和菓子を「お土産にどうぞ!」と気軽に推奨するのは勇気がいります。
けれど、そのレア感・サプライズ感・パッケージの上品さ・そして味……。
山梨限定、到着したらすぐ開けてねというストーリーだけで、特別な贈り物としての価値はあると思います。
特に、和菓子好きな家族やグルメなお友達、記念日のプチギフトに。
「信玄餅食べたことあるよ~」という方にこそ食べてもらいたい逸品で、話もはずみそうです。
滅多にない出会いを共感し合う楽しみもまた、おもたせ価値だと思います。
まとめ:極上生信玄餅は、信玄餅のご褒美版
極上生信玄餅…シンプルな材料のなかに丁寧なこだわりを感じる逸品でした。日持ちしないからこそ、出会ったら即買いしたい!
次いついただけるかわかりませんが、また出会えたら嬉しいです。
信玄餅つながりで、くるみ信玄餅のレビュー記事もありますので、よろしければご覧くださいね。

金精軒さんといえば、夏季限定の「水信玄餅」も気になる存在です。
透き通るような見た目と、ぷるんとした食感を、私もいつかぜひ味わってみたいと思っています。
同じく山梨の銘菓「くろ玉」もレビューしています。
黒糖と青えんどう豆の絶妙なハーモニーがたまらない一品です。
よろしければ、そちらの記事もぜひご覧ください♪

