山梨の銘菓「くろ玉」レビュー|黒糖羊羹と青えんどう豆餡の絶妙コンビにほっこり
山梨のお土産と聞いて、私がまず思い浮かぶのは「信玄餅」。
もちもち食感ときな粉の香ばしさが魅力の定番ですよね。
でも、今回ご紹介したいのは、もうひとつの山梨の銘菓、澤田屋の「くろ玉」。
昭和初期創業の老舗が手がける銘菓なのに、実は私、くろ玉の存在を最近まで知りませんでした…。
食べてみると、くろ玉は、その見た目も味も、しっかり心に残るお菓子でした。
ころんと黒光り、見た目からしてかわいい
まず目を引くのは、そのビジュアル。
初めて「くろ玉」を手にとったとき、思わず「かわいい…」と声が出てしまいました。

つやつやと黒光りする丸いフォルムは、まるで小さなかわいらしい黒い宝石のよう。
ころんとした姿がなんとも愛らしく、つい写真を撮りたくなります。
黒糖羊羹 × 青えんどう餡の新体験
くろ玉の魅力は、見た目だけじゃありません。
外側は黒糖羊羹でしっかり包まれていて、その中には鮮やかな緑色の青えんどう豆の餡がぎっしり。

色のコントラストも楽しめます。
この組み合わせ、初めて食べました。
一口食べると、これが意外にも…というより、とても美味しい!
外側の羊羹が厚すぎずに絶妙で、餡とのバランスがとても良いんです。
しっかり甘いのに、くどさは感じませんでした。
黒糖のコクと青えんどうの素朴な甘みが、口の中でやさしく溶け合います。
ちなみに、青えんどう豆餡は枝豆を使う「ずんだ餡」と似ていますが、ちょっと違います。
パッケージも存在感ありで、手土産にぴったり
くろ玉のパッケージ、どこか昭和レトロな雰囲気を残しつつ、令和の今でもしっかり存在感あり。
お年賀や手土産に持っていけば、「なにこれ!」と話題になりそう。

くろ玉は、1つずつ透明フィルムで個包装されています。

個包装ということで衛生的なのも嬉しいし、年齢問わず喜ばれるお菓子だと思います。
昔ながらの味を守り続ける
令和の時代、新しいスイーツが次々と登場する中で、くろ玉のように昔から変わらぬ味を守り愛され続けるお菓子は貴重だと思います。
流行に流されず、しっかりとした味と個性で勝負している、すごいです。
まとめ|「くろ玉」リピートしたい
- 山梨の隠れた銘菓「くろ玉」は、黒糖羊羹と青えんどう豆餡の絶妙なハーモニー
- 見た目もかわいく、パッケージも存在感あり
- しっかり甘いけど、くどさは感じない
- 手土産にもぴったり
- 昔ながらの味が、今も変わらず愛されている
山梨へ行く機会があったら、桔梗信玄餅だけじゃなく「くろ玉」もぜひチェックしてみようと思います。
澤田屋の本店にも行ってみたいです。
くろ玉、また食べたくなる味で、リピート確定です。
老舗和菓子といえば、栗鹿ノ子も大好きな和菓子です。

