三つ子の魂百まで|意味・例文・イラスト|小学生向けことわざクイズ070
この記事では「三つ子の魂百まで」のことわざの意味や例文などを小学生向けにやさしく解説します。
イラスト付き穴あきクイズや親子会話・ほっこりするお話も掲載しています。
イラスト(クイズ用)
三つ子の魂〇まで
〇に入る漢数字1文字はなんでしょう?
イラストを参考にしてみてくださいね。

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ヒント:胸元に何て書いてあるかな?
答えと解説はこのあと!
答え
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正解は、「百」(ひゃく)
「三つ子の魂百まで」(みつごのたましいひゃくまで)でした。
意味・由来
幼いころの性格や気質は、年をとっても変わらない
という意味のことわざです。
ここでいう「三つ子」は三人兄弟ではなく、幼い子どもを指します。
「百」は長寿や末永く、長い期間というようなニュアンスです。
由来は、平安時代の「源氏物語」が有力とされています。
イラスト(解答版)

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ことわざの漢字|いつ習う?
| 漢字 | 音読み | 訓読み | 学年 | |
| 三 | サン | み、み-つ、みっ-つ | → | 小学校1年生 |
| 子 | シ、ス | こ | → | 小学校1年生 |
| 魂 | コン | たましい | ー | |
| 百 | ヒャク | もも | → | 小学校1年生 |
※ここでは主に使われる読み方を紹介しています
「三つ子の魂百まで」の例文
1⃣ お母さんは子どものころから料理が大好き。やっぱり三つ子の魂百までだね。
2⃣ 妹は昔から几帳面。三つ子の魂百までって感じだね。
3⃣ お父さんは小学生のころから読書好きだったんだって。三つ子の魂百までだね!
4⃣ おばあちゃんは昔から編み物が得意。三つ子の魂百まで、すごいね!
5⃣ 子どものころからピアノを続けていたら、今はピアニスト。三つ子の魂百までってほんとうだね。
親子で楽しむ「三つ子の魂百まで」会話例

ぼくって小さいころと変わってないのかな?

三つ子の魂百までって言うくらいだし、変わらないところもあるわね。

じゃあ、ぼくの嫌いなこともずっと残るの?

そういうのも少し残るかもしれないね。でも、大人になったら少しずつ変わることもあるんだよ。
マルのドジは、三つ子の魂百まで!?

マルの足元を見ると、靴下の色が左右でちがっていました。
ハナが「また間違えてる!」と笑うと、おじいちゃん「三つ子の魂百までじゃな。大人になってもドジかもしれんな。」と笑いました。
お母さんは「でも、そのドジが家族を笑顔にしてくれるんだからいいじゃない。」とやさしくフォローしました。
お父さんは「僕も昔から忘れ物ばかりだったよ。」とつぶやいています。
マルは靴下はそのままで「靴下でファッション革命だ!」と言いながら、遊びに出かけました。
マルのドジな一面は、家族や友だちをいつも笑顔にします。
類語
🟦 雀百まで踊り忘れず:子どものころに身についたことは、年をとっても変わらない
🟦 ことわざ
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おわりに:ことわざとイラストを楽しもう
この記事では、「三つ子の魂百まで」の意味や使い方を、小学生のお子さんにもわかりやすく感じていただけるように、やさしくまとめています。
今回は、大人になってもかわらない姿を描くことで、ことわざの世界をやさしく表現してみました。大人の胸元に、ヒントの100を入れています。
イラストは、ことわざのイメージが伝わるよう、シンプルでわかりやすい表現を大切にしています。
ことわざの感じ方には、人それぞれの受け取り方があります。
この記事も、そのひとつとして楽しんでいただけたら嬉しいです。
例文や親子の会話は、家庭や学校など、日常のさまざまな場面を思い浮かべながら作りました。
読みながら「こんなときに使えるんだ」と、ことわざが少し身近に感じられたら幸いです。
これからも、イラストとともに、やさしいことばの世界をお届けしていきます。
小さな学びと笑顔がひとつ増えますように…
