ことわざクイズ #002|石の上にも〇年
〇に入る漢字1文字はなんでしょう?
イラストを参考にしてみてくださいね。

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ヒント:お花と飛び石に注目してね。
答えと解説はこのあと!
答えと意味の解説
- 答え
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正解は、「三」(さん)
「石の上にも三年」(いしのうえにもさんねん)でした。
- 意味
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冷たい石でも三年座り続ければあたたまる。
このことから、「辛抱強く続ければ成果が出る」というような意味で使われます。
ハナ、ピアノに挑戦!

ハナは、テレビで流れていたピアノ演奏に心をときめかせました。
「わたしも弾いてみたい!」と元気いっぱいに宣言し、家にある小さなキーボードで練習を始めます。
最初の日は、ドレミの音を出すだけで大喜び。
二日目は、簡単な曲に挑戦しましたが、指が思うように動かず「なんでできないの?」と首をかしげます。
三日目になると、同じところでつまずいてしまい、ついに「もう向いてないのかも…」としょんぼり。
その様子を見ていたおじいちゃんが、にっこり笑って言いました。
「石の上にも三年という言葉があるんじゃ。冷たい石でも、長く座ればあたたかくなる。続けることが大事なんだよ。」
お母さんもやさしく声をかけます。
「三日でできなくても大丈夫。少しずつでいいの。毎日続ければ、きっと音がつながって曲になるよ。」
ハナは目を丸くして「じゃあ、あきらめないでやってみる!」と元気を取り戻しました。
その日から、毎日少しずつ練習を続けることに。
まだ上手には弾けないけれど、音がつながるたびに笑顔が広がります。
マルが「がんばれー!」と横で応援し、家族みんなで妹ネコの挑戦を見守りました。
冷たい石があたたかくなるように、ハナのピアノも、少しずつ上手になっていきました。
「石の上にも三年」の例文
1⃣ まだはじめたばかりのブログ。石の上にも三年って思って続けてみよう!
2⃣ はじめたばかりのピアノ、すぐには上手くならないよ。石の上にも三年だね。
3⃣ サッカーのリフティングを毎日練習していたら、100回できるようになった。石の上にも三年ってこういうことかもしれない。
4⃣ 日記を書き続けていたら、文章を書くのが得意になった。石の上にも三年というし、これからも続けよう。
5⃣ ダンスができるようになるまで時間がかかったけど、石の上にも三年という気持ちであきらめなかった。
親子で楽しむ「石の上にも三年」会話例

九九がむずかしくて覚えられないよ〜。

そうだよね、でもね、「石の上にも三年」って言葉があるよ。

え~!三年もかかるの?

がんばって練習を続けたら、いつか「覚えられた!」って日がくるってことだよ。
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おわりに
ことわざの意味や使い方には、いろいろな考え方があるかと思います。
ここでは、いくつかの書籍やサイトなども参考にしながら、私なりの視点で、わかりやすくやさしい言葉で伝わるように書いています。
もし違和感があったら、そっと笑っていただけたらうれしいです。
例文や親子会話は、日常生活や学校・習い事など、それぞれの場面に合わせて自由にアレンジしてみてくださいね。
クスっと笑えるような会話にしてみるのも、楽しいかなと思います。
ことわざを楽しみたい方に、少しでも参考になればうれしいです。
Canvaで作成したイラストとともに、これからもお届けしていきます。
