豊島屋の鳩サブレーレビュー|どこから食べる?割れにくい包装やグッズもチェック
鎌倉土産の代表格として長年愛されてきた豊島屋の「鳩サブレー」。
明治時代に豊島屋が生み出したこの鳩サブレーは、今や全国の人にとって懐かしさと安定感を感じさせる焼き菓子です。
豊島屋は、1894年8月10日に創業したことから、この日を「鳩の日」としています。
よく見ると「8(ハ)」「10(ト)」でハトになっているのがすごい!
この記事では、味のレビューだけでなく、割れにくい包装の工夫や、つい気になってしまうどこから食べるか問題、さらに鳩サブレーグッズまで、実際に食べて感じたリアルな感想を交えて紹介します。
鳩サブレーの味・食感レビュー

袋を開けると、ふわっと広がる甘いバターの香り。
それだけで少しテンションが上がります。
一口かじると、まずは「サクッ」と心地よい歯ざわり。
そのあとにほろりと崩れる食感が続きます。

味は甘めながら、バターの香りがしていて、しつこさはありません。
コーヒーや紅茶との相性も抜群で、昔ながらの素朴なやさしい味で美味しいと思える焼き菓子です。
1枚133kcalです。
割れにくい包装は手土産として大きな魅力
鳩サブレーのすごいところは味以外にもあり、その1つが割れにくい包装の工夫です。
1枚ずつしっかりした袋に包まれていて、サブレー自体も強度があるため、持ち歩いても割れにくいと思います。
鳩サブレーの袋を手にとって軽く振ってみたところ、鳩が袋の中で動きません。
尻尾の下あたりに圧着されているところがあって、中身が袋の中で動きにくくなる構造になっているようです。

こうした工夫のおかげで、鳩サブレーは手土産としても安心して渡せるのが嬉しいポイントです。
遠方へのお土産や職場での配布でも、袋を開けたときに中身が割れてしまう心配が少なく、渡す側ももらう側も安心できます。
このような細かい配慮があるのだと実感しました。
鳩サブレーは頭から?尻尾から?私は…

地味に盛り上がるのがこの話題。
鳩サブレーは頭から食べる?尻尾から食べる?
私はどちらかといえば、頭から派。
ただ、実はもっと多いのが、袋の中で割って食べることです。
大きめのクッキーやお煎餅を食べるとき、ぼろぼろこぼれないように袋の中でちょうど良いサイズに割る癖がついているので、鳩サブレーでもつい同じことをしてしまいます。
鳩サブレーは割っても層が綺麗に割れるので、食べやすいです。
こんなふうに自分なりの食べ方が生まれるところも、このお菓子の面白さだと思います。
鳩サブレーは令和も盛り上がっている
鳩サブレーは老舗の商品なので、「昭和・平成のお菓子」というイメージを持つ人も多いかもしれません。
しかし実際には、令和に入ってもSNSで話題になるほど人気があります。
観光で鎌倉を訪れる若者や海外の旅行者が投稿する写真、鳩モチーフのグッズ紹介など、新しいファン層が生まれ続けているのが印象的です。
昔からあるお菓子が、世代を超えて愛され続けている。
時代が変わっても、変わらない美味しさがあるって強いです。
鳩サブレーグッズが、かわいい♪
豊島屋の鳩サブレーは、お菓子としてだけでなく、かわいいグッズでも人気があります。
キーホルダーやポーチ、文房具など、思わず手に取りたくなるデザインのものが揃っているそうです。
なかでも私が気になっているのは、鳩妻鏡(ハトミラー)です。
鳩サブレーそっくりの携帯ミラーで、かわいい上に、表側からスライドさせると等倍鏡に、裏側からスライドさせると3倍拡大鏡になる優れものです。
鎌倉土産として自分用にも買う人が多いのも納得です。
鳩サブレーのお菓子だけでなく、グッズのかわいさも相まって、推せるお菓子になっているのだと思います。
鳩サブレーはお土産としても安定感抜群
✅ 割れにくい
✅ 日持ちがする
✅ 味の好みが分かれにくい
✅ パッケージが印象的で、誰もが知っている
この4つを満たす土産菓子は意外と少なく、鳩サブレーはまさに安心して渡せるお菓子の代表格。
職場への差し入れや、久しぶりの帰省の手土産としても万能です。
総評:昔も今も好きと言えるお菓子
久しぶりに食べてみて感じたのは、鳩サブレーは期待を裏切らないお菓子だということ。
味は変わらず素朴さを感じるのに、今の時代にもしっかり溶け込んでいる。
割れにくい包装やかわいいグッズ、SNSでの盛り上がりなど、新しい魅力も増えています。
昔から愛されてきた商品が、令和になっても人気を保ち、さらに新しいファンまで獲得している姿を見ると、なんだか嬉しくなる。
そんな物語まで含めて、鳩サブレーはやっぱり特別なお菓子だと感じました。
鳩サブレーは鎌倉を代表する銘菓ですが、ほかにも日本各地には長く愛される老舗和菓子が数多くあります。



